熱交換器を連続運転で使用すると、浮遊物や溶解成分が管の中に付着してしまいます。この汚れは汚れ係数に当てはめていくと電熱性能が分かりますが、係数を求めるには各単位を理解しなければなりません。汚れ係数は1/Ud=1/Uc+ri(Do/Di)+roで求められますが、Udは汚れを考慮した係数、Ucは汚れを考慮しない係数です。riは管内側汚れ係数でroは管外側汚れ係数、Diは管内径Doで管外径になります。これらを当てはめていくことによって汚れ係数を算出することができ、熱交換器を設計するときに用いることで効率を導き出すことが可能です。Udが大きくなると性能が向上することを意味し、逆に小さいと低下することを意味します。