今では日本だけでなく、世界各地で再エネ設備の導入が進んでいます。そのなかでも注目を集めているのが熱交換器で、伝熱の力を使っているのがポイントです。地熱を汲み上げて電気を生み出すのですが、その設備の解説を簡単におこないましょう。

日本は世界有数の温泉大国でもあり、特に熱交換器が活用される地域です。内部にタービンが入っていて、地熱の力でそれを駆動させることができます。パワーヒートという配管が組み込まれており、ここで伝熱板によってパワーを分散させるのがポイントです。一般家庭でも導入しやすいコンパクトな設備でもあり、2010年以降は自治体が主導となって補助金制度も始まりました。今は購入しやすい再エネ機器です。